T..T. 様 (愛知県岡崎市)

矢野顕子・Home Girl Journeyの1曲目で試しました。

SCC-1を接続すると、今までの音場が横一直線だったと感じてしまいます。

立体感、奥行きがグンと出てきて、バックグラウンドが静かになります。

その後、雑用をしながらストリーミング音源の流し聞きをしていても、今までより音に深みが出てきて、とにかく良い音になりました。

何が変わったのかと考えてみると、SCC-1を追加した以外に変更しておらず、SCC-1は凄いと思いました。このSCC-1無しには、オーディオを聴く気になれなくなりました。

使用機器

ネットワーク  PスフォルツァートDSP-Pavo

プリアンプ   Phase tech CA3-Ⅱ

パワーアンプ QUAD405-Ⅱ

スピーカー   KISOACOUSTIC HB-1等

K.K 様 (大府市)

レポート①

使用CD スティングシンフォニシティ」(グラモフォン)

スティングが自らのヒット曲を英ロイヤル・フィルと共にセルフトリビュートしたクラシックアルバム。本機「SCC-1」を装着することで中低音域の弦楽器は幅広く、管楽器は奥深く劇的に変化する。楽器の奏でる旋律は繊細なデッサンのように輪郭と細部を構成しながら左右のスピーカーが一枚の絵画のように音楽を完成させている。弦楽器のピチカートの響きとハスキーなボーカルとのハーモニクスは何度も聴いたはずの自分の耳を疑うほど。名門グラモフォンが意図したオーケストラとロックの融合を見事に再現している。ミュージシャンとアルバム製作者が伝えたかった音楽の息遣い、芸術性そのままをリスナーは感じることができる。従来のエントリーからハイエンドに至るオーディオ機器の限界を超え、設計思想から再生表現力に至るまで本器が圧倒的な領域に到達したと言うしかない。

使用機器

CDプレーヤー ONKYO C=55LV

アンプ      トライオードRK348B

スピーカー   B&W60

リポート②

ザビートルズ1967〜1970 「all you need is love」

言わずと知られた名曲をレコードと2枚組CDで聴き比べ。1967年6月、全世界宇宙中継でEMIスタジオでレコーディング。何度も聞いて、何度も見たスタジオ映像だが、これ程の広がりを感じたことはなかった。聞こえなかった音が聞こえるのではなく、あの時代の空気とメッセージに込められた曲の本質に触れた感じ。中低音域の奥深いストリングス、管楽器の特徴的な間奏の広がり、エンディングへと続くバックコーラス。ベースラインはアナログよりもCDの方がくっきりして好みは分かれるところだが、それぞれの楽器が相互の倍音を引き立てながら音場はゆったりと広がり、混迷する今の時代にも届くメッセージとして聞こえる。

M,S様 (岡崎市)

 先日市内のオーディオ店で、高価・高級でハイエンドなシステムにてこのSCC-1 のありなしで聞き比べる機会がありました。先ずは空間に拡がる空気感、透明感が全く違います。霧が晴れたような清まった空気感が味わえ、ピアノの鮮烈な透明感が実感出来ます。疑いのない異次元の音が耳に聞こえて来ました。これは実際に体験しなければ分かりませんね。その原因である倍音の出方が、音に対してどのような影響を及ぼしているかを知ることが出来ました。弦楽器を演奏しておりますので、倍音の大切さは理解しておりましたが、オーディオの再生音として周波数の各段階で、純粋に倍音を再生することが楽器の本来持っている音色を忠実に再現するために必要である事を、初めて体験して理解致しました。今までこのような大事な点をなぜ無視して来てしまったのか・・。濁らない純粋な音の再生を目指すハイエンド・オーディオには、これなしには語れないでしょう。弦楽器の繊細で柔らかいソロの音とアンサンブルの厚みのあるしっかりとした音の違いが味わえ、リード楽器のシングルとダブルの鮮明さ・柔らかさの微妙なニュアンスの違いもはっきりと分かります。自宅でSCC-1 をお借りして、KEFのコンパクト・ブックシェルフをミュージック・フィデリティで鳴らしていますが、我が家のシステムでもハイ・エンドの音を目指せると実感できました。クライバー/ウイーン・フィルの五番が以前のグラマフォンのやせ細った音が、何と弦のしっかりして柔らかな音で正しくウイーン・フィルの音が鳴り響きました。フルトベングラー/ウイーン・フィルの五番もこれが70年以上以前の録音とは信じられないリアリティで迫ってきます。アナログ・ファンの方も是非確認してみましょう。一度体験するともう手放せなくなるでしょう。が、これを使えばもう古い録音でもリマスターする必要はないでしょう。リマスター効果抜群と感じました。死蔵していたCDを引っ張り出して聴きたくなって来ました。「ビヨンド・ハイエンド」とのアッピールの意味がようやく分かりました。凄いの一言に尽きます。

R.S 様 (豊川市)

オーディオ機器の電源を入れて暫くウォーミングアップすると、徐々に音の雑味が取れ、レンジも広がってきます。抜けが良くなって空気が澄んでくるように感じます。SCC-1を接続した時の音はその変化の延長線上にあるように思います。その変化が何倍も強化される感じです。しかもウォーミングアップのように時間がかかるわけではなく、接続すれば一瞬で効果を享受できます。   
 このアクセサリーの効果は二つあると思います。
一つはS/Nが改善することで、今まで聴こえなかった微妙なニュアンスが聴こえてくる事です。空間も大きく拡がります。
もう一つは高域と低域の伸びが良くなることです。オーケストラが繊細且つ雄大に響くようになります。
 
使用装置

プレーヤー  OPPO UDP-205
プリアンプ  Marantz AV8805
パワーアンプ Nmode X-PM100
スピーカー  Piega TC70X
ストリーマー Apple AppleTV4K